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シンガポール音響メーカー 新型ヘッドホン販売も半導体チップ供給に不安

 
株価上昇のきっかけとなったのは同商品を報じたビジネス・タイムズの記事で、人が現実世界で経験するのと同じような、3次元的な音を出すヘッドホンを発売するとの内容だった。
 
クリエイティブは株の専門家向けに新商品を体験してもらうイベントを開催。DBS銀行のアナリストのミタル氏が3月1日「救世主となり得る商品」と称賛した。
 
クリエイティブはパソコン用サウンドカード 「サウンドブラスター」以降、大ヒット商品がなく、経営は厳しい。昨年第2四半期(10~12月)は420万米ドル(約4億4,418万円)の赤字だった。同社はほかに、ポータブルデジタルオーディオプレーヤー、スピーカーを生産している。
 
ミタル氏は2020年度について、2億3,200万米ドル(約245億3,550万円)の売上高をクリエイティブに対し予想している。ただ同氏は新商品用の半導体チップが大量生産できるか不明とリスクも指摘した。
 
クリエイティブによれば、使用するチップはデジタル信号処理能力が高く、電力消費も少ない。
  
ソース:http://www.asiax.biz/news/46071/