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経済の見通しが明るいマレーシア、日本の投資を歓迎 サービス&製造分野に期待感

 
同社CEOのDatuk Hasan Azhari Idris氏は3月19日、首都クアラルンプールで開催されたSelangor国際ビジネスサミット(SIBS)2018にて、海外投資家の間でマレーシアへのへの関心が高まっていることから、今後のさらなる投資が期待できると語っている。

 

Selangorは2017年にはサービス分野から40億RM、製造分野から55.9億RMの直接投資を達成しており、成功したことに加え、2018年1月に日本で開催された投資促進イベント後には18億RMの投資を獲得している。

 

Hasan氏は、日本からの投資について、物流、航空、機械、包装と多岐に渡っており、今なお同国の最大の投資国であることを強調した。調査によれば、日本とマレーシアの間では現在13のプロジェクトがあり、プロジェクト総額は5.33億RMに上るとのことだ。

 

さらに、今年9月6日から16日にかけて今年2度目となるSIBS 2018の開催を予定しており、海外投資を惹きつける数々のプロジェクトが紹介され予定となっている。

 

今後も日本からは、同国の様々な分野への積極的に投資が見込まれており、二国間の連携が強まることが期待される。Selangorは引き続き日本からの投資を重要視し、投資の機会を提供し続けることで同国経済の活性化を図る。

 
<DIGIMA NEWS編集部の視点>
 
マレーシアの実質GDP成長率は、2017年第4四半期、マレーシア中央銀行予測の5.2~5.7%を上回る前年同期比5.9%となり、通年でも5.9%と前年を大幅に上回る結果となった。

 

2018年については成長率を5.0~5.5%とする同国政府の見通しが発表されているが、この数字は2017年の見通しとほぼ同水準の予測であり、個人消費と民間投資の動向次第では、2018年も政府予測を上回る成長率も期待できそうだ。

 

(参照)https://themalaysianreserve.com/2018/03/20/invest-selangor-targets-rm12b-investments-this-year/