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日本の大手自動裁断機メーカー「島精機」 ベトナムの展示会で3D技術を披露

 
ベトナムの縫製産業で大きな影響力を持つSaigonTexは4月11日から14日までホーチミン市で開催される。
 
島精機はPCAM182積層式自動裁断機(NC裁断機)を展示する。高速、効率的で生産性の高いPCAMの積層式裁断機は2インチまでの布地等が裁断でき、ターボファンオプションで空気圧の変動を防ぎ、安定した裁断が可能となっている。また、ナイフ研磨システムで毎回鋭利で強靭な刃を実現している。
 
強靭な部品により刃の動きのレスポンスも早く、デニムのような厚い生地でもより正確な裁断が可能となった。PCAMはアパレル、繊維分野の他にも様々な工業用用途での活用が想定されている。
 
島精機はSaigonTexでSDSONE APEX3コンピュータデザインシステムも展示する予定。
 
APEX3はパターンメーキング、グレーディング、マーキングから裁断まで、スムーズで効率的な作業フローを実現する。デモンストレーション用の新しいPGMソフトウェアで、新しい機能やより直感的なユーザーインターフェイスを実現するためのメニューレイアウトを体験することができる。こうした変更により平均で40%高い生産性を実現している。
 
効率的な「オートマーキングプレミアム」ソフトウェアとバーコード作成機能で効率的なマーカー作成とピックアップが可能となっている。APEX3では生地の正確なチェックに利用できる3Dバーチャルサンプルで、写実的な画像での製品シミュレーションが可能である。バーチャルサンプルにより、サンプル作成プロセスでのプレゼンテーション品質を向上させると同時に、実際のサンプル作成を最小限にすることができ、時間、原材料、コストの短縮にもつながる。APEX3は横編み、丸編み、織物、パイル織り、プリント、工業デザインをはじめとする様々な繊維産業におけるデザインとシミュレーションを支援する。
 
ソース:http://apparelresource.asia/news/item_3325.html