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「多様性」がテーマの高度人材育成能力ランキング発表 アジア勢は?

 
上位は欧州諸国がほぼ独占しており、10位以内に欧州以外から入ったのはシンガポールと3位の米国のみ。1位はスイスで、4、5位はノルウェーとスウェーデン。
 
指数は仏ビジネススクールのインシアードが、人材仲介のアデコとインドの通信事業者タタ・コミュニケーションズとともにまとめた。調査対象は119カ国で、アジア太平洋地域から上位30位に入ったのは、豪州(11位)、ニュージーランド(12位)、日本(20位)、マレーシア(27位)、韓国(30位)。
 
今年のテーマは「多様性」で、知的・精神面(知識、経験、視野の違い)とアイデンティティー(性、民族、年齢)に着目。組織内に革新的チームを構築し、また多文化環境における市場ニーズに対処する能力を組織につけさせるには多様性が重要とした。
 
シンガポール分析担当のエバンス氏は「多様性の奨励は多文化社会で最もよく見られ、シンガポールが好例だ。多様化重視がシンガポールの特徴で独立時の政策の核でもある」とコメントした。
 
都市別順位ではチューリヒが1位。東京は12位、シンガポールは33位だった。
 
ソース:http://www.asiax.biz/news/46332/