カンボジア政府とJICA が「都市部への水供給プロジェクト」を開始
カンボジアの工業セクターの管理、伝統工芸などの手工芸の保護、さらには地方都市の水道事業などを担当する工業手工芸省は4月9日、独立行政法人国際協力機構 (以下、JICA)と、同国の都市部での水供給レベルの改善を図るプロジェクトに関わる契約を交わした。
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JICAは同プロジェクトを通して、同国の掲げるインフラ開発目標に貢献していく意向だ。
同省・飲料水供給部門のPrak Prakat代表は、現在、洗浄された水を利用できるのは都市部の人口の85%にとどまっているが、JICAと提携することで、2025年までに100%を目指すと発表している。
JICAはこれまでカンボジアにて種々のインフラ開発プロジェクトに携わっており、今回の水道関連のプロジェクトは、2003年以来4度目となる。
同プロジェクトは今年中旬にも開始される予定で、完了後には6つの地区に住む計1万世帯に洗浄された水が供給される。
<DIGIMA NEWS編集部の視点>
世界各国の投資のおかげで生活インフラが立て直されつつあるカンボジア。国内の水道インフラに関しては日本企業が整備しており、水道水はアジアの中でも比較的綺麗な方まで改善してきている。今後も同プロジェクトが増えていけば、日本人も安心して飲める水が蛇口から出てくるようになるのではないだろうか?
(参照)https://www.khmertimeskh.com/50301176/japan-to-help-cambodians-gain-access-to-clean-water/
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