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バングラデシュがミャンマーから電力購入へ

   
バングラデシュのダッカ・トリビューン紙が報道したものを7Day Daily紙が4月19日に伝えたもので、これによると、バングラデシュは2041年までに9,000MWの電力不足が予測されるため、ミャンマー、インド、ネパール、ブータンから電力を購入し賄う計画を策定しているという。
  
ミャンマー政府、電力・エネルギー省のウイン・カイン大臣は3月14日、今後5年~10年以内に電力を外国へ輸出できるよう努力していると発言した。大臣によると、現在のミャンマー国内の電力需要は3,000MWで、2020年度には電力供給が6,000MWに達するため、電力供給に余裕が出るとしている。
  
ミャンマー国内には覚書に調印済みの水力発電計画が30以上あり、すべてが完成した場合の発電能力は42,000MWとなる。この中には国民が反対しているため凍結されているミッソン水力発電所の計画が含まれている。