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シンガポールで公務員に半月分の賞与支給 低賃金の職員には一時金も

 
学校の用務員など簡単な作業、事務を行う、低賃金の4級・5級業務支援職員1,450人に対する一時金は500Sドル(約4万円)。
 
前回、公務員一時金が支給されたのは2015年で、シンガポール独立50周年を記念した支給(500Sドル)だった。公務員総数は8万5,000人。
 
5級の業務支援職員540人に対しては、通常のベースアップに加え、一律20Sドルのベースアップを実施する。
 
PSDは全国賃金審議会(NWC)の賃金勧告を考慮し、公共セクター労組との折衝を経て賞与額、一時金を決めた。期末賞与は下半期の経済状況をみて決める。第1四半期の国内総生産(GDP)は4.4%の増加で、通年予想は2.5~3.5%の増加だ。
 
全国労働組合会議(NTUC)のチャム・フイフォン書記長補佐は、PSD決定を歓迎すると表明。民間企業もこれにならい、社員に報いてほしいと語った。