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シンガポールで大規模ソーラーパネルが稼働 政府も太陽光発電を推進

シンガポールで大規模ソーラーパネルが稼働 政府も太陽光発電を推進

化学、電機の米系スリーエム(3)は6月27日、西部トゥアス工場の屋上に据え付けたソーラーパネルの稼働式を開催した。

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パネルの延べ面積は1万4,000平方メートルで、4室の公営HDB住宅500戸を賄えるだけのメガソーラーファームだ。
 
パネルは6,605枚、コンバーターは55機。最大で年間2,400メガワット時の電力を生産できる。3Mは2025年までに世界の自社電力需要の25%を、太陽光発電など再生可能エネルギーで賄う方針だ。
 
式典に招かれたエーミー・コー上級閣外相(環境・水資源担当)は、ソーラーパネルの稼働で3Mは年間1,349トンの二酸化炭素排出を削減できると称賛した。
 
3Mは同日、アンモキオに設けた本部施設も開所した。同社の発明品、商品を展示する顧客向け技術センターを併設している。3Ⅿの対シンガポール累積投資額は10億Sドル。
 
3Mシンガポールの中平優子代表は「シンガポールでのプレゼンスを強化するなか、国内、域内パートナーとの協働をさらに進める」と語った。
 
シンガポール政府は太陽光発電に積極的で、電力供給に占める割合を現在の2%から、2020年には5%にまで高める計画だ。建物屋上、貯水池でのパネル設置を推進している。
 
ソース:http://www.asiax.biz/news/46977/

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