海外ビジネスニュースを毎日配信!− DIGIMA NEWS

日本郵政子会社がシンガポールに国内最大の物流施設をオープン

 
この中で長門正貢社長は「ビジネスをする上で、シンガポールは最良の国。アジアの拠点として、より高い生産性を獲得していきたい」と挨拶した。
 
「Toll City」は、国内トップクラスの規模を誇る物流施設で、地上7階建て総面積は10万㎡。5階をヘルスケア専用の階層として活用し、日系では唯一医薬品も取り扱える施設となっている。
 
日本郵政は、国際物流を事業の柱の1つとして成長させていく考えで、Tollをそのプラットフォームとする戦略だ。「Toll City」には2億2,800万SGD(約188億円)を投入した。
 
Toll Groupeは、2015年5月に日本郵政が6,200億円を投じて買収して以降、日系物流企業として世界50ヶ国、1,200拠点から各種物流サービスを提供しており、アジアパシフィックにおける総倉庫面積は日系最大。多くのグローバルカスタマーやシンガポール政府・軍・病院を顧客に持っている。