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ヤマグチレッカー、インフラ整備に向けジャカルタ当局より車両44台を受注

ジャカルタ当局は約6億円(540万ドル)におよぶ同受注を通じて、現在地元の交通機関で使用されているレッカー車を47台からおよそ倍の数に増強し、同国内の交通渋滞の緩和を目指したプロジェクトの完成を急ぎたい考え。

 

ヤマグチレッカーは米国ミラーインダストリーズ社と提携を結ぶレッカー架装業者であり、その豊富な現場実践経験を生かした高機能・高精度なレッカー車および積載車を市場に送り出している。さらに同社は東南アジア地域への海外進出をするため、インドネシアに加えて、シンガポールやタイ国内にも子会社を持っている。

 
<DIGIMA NEWS編集部の視点>
 
急速な経済成長の進むインドネシアでは、高速道路をはじめとした交通インフラの整備が急速に進んでおり、国内でのレッカー車の需要が今後急上昇することが見込まれている。また同国では、オフィススペースの需要なども伸びており、大規模複合開発プロジェクトや分譲マンションの開発プロジェクトなどもすでに着手されており、ASEAN地域でも最優先される投資先と言えるだろう。

 

そして今後も継続してビジネス・投資環境の改善や民間セクター主導による経済成長の加速化などが期待されるており、日本企業等の国際的プレーヤーが同国のインフラ事業や再生可能エネルギーなど、様々な分野に熱い視線を送っていることからも、インドネシアの注目度がうかがえる。

 

 

(参照)https://www.japantimes.co.jp/news/2018/08/17/business/corporate-business/yokohama-based-tow-truck-builder-export-44-wreckers-congested-indonesia/#.W3eA9egzaUk