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中国IT大手の小米が上場後初の決算 売上高は前年比168%以上の増加

 
上場後初の業績は、スマートフォン(スマホ)やIoT関係が堅調に推移し、売上高は前年同期比168.3%の452億3,550万元(約7,290億円)となった。
 
スマホの売り上げは、前年同期比158.7%の約305億元。世界市場上位5社のうち最も急速な成長を示した。国別のシェアでは、インドで首位、インドネシアで2位。18年に本格参入した欧州市場では、西欧州への出荷台数が2,800%以上と、大きく伸びた。
 
IoT関係の売り上げは、前年同期比204.3%の104億元だった。とくにスマートテレビは450%以上となり、同社の成長を大きくけん引した。このほか、VR機器やスマートウォッチなども好調。18年6月末現在、約1億1,500万のIoTデバイスが接続され、約170万人が5つ以上のIoTデバイスをもっているという。
 
海外事業の売り上げは、前年同期比251.7%の164億元で、全売上高の約36%を占めた。純利益は約146億3,200万元で、前年の約119億6,600万元の赤字から転換した。
 
(週刊BCN+)
 
ソース:https://www.weeklybcn.com/journal/news/detail/20180823_163800.html