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パキスタンが「一帯一路」事業予算を2,300億円削減 中国に警戒感

 
計画は、植民地時代に作られたカラチから北西部のペシャワルまで全長1,872キロの鉄道路線改修計画で、当初予算は82億ドルだった。
 
鉄道相は「パキスタンは貧しい国であり、多大な債務の負担には耐えられない。中国パキスタン経済回廊(CPEC)計画に基づく予算を82億ドルから62億ドルに減らした」と述べた。
 
また、鉄道計画の遂行には自信を見せたが、コストは62億ドルからさらに42億ドルまで減らしたい、と強調した。
 
中国はパキスタン内での建設については約600億ドルを出資するとしていたが、8月に就任したパキスタンのカーン首相は中国からの投資に警戒感を示していた。
 
米国は「一帯一路」構想について、途上国にとって中国からの融資が返済不能な債務になると批判。中国は双方にメリットがある「ウインウイン」の関係だと反論していた。
 
ソース:https://www.epochtimes.jp/2018/10/36711.html