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タイのチャンタブリー県ゴクワーン町にごみ収集車を納入 日本が支援

 
平成30年9月6日、チャンタブリー県ゴクワーン町行政機構において本計画の引渡し式典が執り行われ、チャンタブリー県ウィテューラット・シーナーム知事など、そして、在タイ日本国大使館から関口昇公使他、関係者が出席しました。
 
チャンタブリー県ムアン郡ゴクワーン区はタイの東部に位置し、人口は15,171人(6,944世帯)で、多くの住民は農業を営んでいました。しかし、最近では都市化が進みつつあり、住宅団地や小規模工場、商店街の拡大で人口が増加し、これに伴う経済成長と生活様式の変化によってゴミ排出量は大幅に増加しています。
 
ゴクワーン町行政機構は住民に対しゴミ減量活動及び環境保全意識向上活動を継続的に実施しながら、保有している3台のゴミ収集車輌で同地のゴミ回収業務を行っています。
 
しかしながら、車輌の老朽化のため回収能力が低く、毎日未回収のゴミが3~4トン(世帯数に換算すると約300世帯分)発生していました。ゴミは次回の回収まで屋外のゴミ置き場に放置され、悪臭やネズミ・虫が発生するなど衛生上の問題を抱えていました。また、正規の置場でない場所へのゴミの不法投棄・焼却も増えており、環境汚染、火災等二次災害の危険性も抱えていました。
 
本支援によりゴミ収集車輌1台を追加整備することで、ゴミ回収能力の向上が図られ、同地における衛生環境の改善により健康で快適な生活が住民に提供されると判断し、日本政府は本計画への支援を決定しました。
 
ソース:https://goo.gl/VBwLH9