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日本・カンボジア間貿易が9ヵ月で急増 日本企業による経済特区への投資も増加

 
日本貿易振興機構(JETRO)の最新統計によると、カンボジアの輸出は23.5%増、輸入は12.7%増と、1月から9月にかけて各国間の貿易は大幅に増加した。
 
カンボジアの輸出の大部分は、衣料品、履物製品で、携帯電話電池のような電子部品も少量であるが輸出されている。日本は主に機械、自動車、エレクトロニクスをカンボジア王国へ輸出し、牛肉、鉄鋼、医薬品なども輸出リストに含まれている。
 
商務省のスポークスマンであるLong Kemvichet氏は、クメール・タイムズ紙に、貿易だけでなく、あらゆる分野において両国は友好関係があると語った。
 
JETROの最近の貿易統計は、カンボジアの製品に対する信頼性を示しており、地域統合の重要性について増強することを強調したと同氏は語った。
 
JETROの宮尾雅弘会長とカンボジア工業省のCham Prasidh大臣は、火曜日にプノンペンで行われた会合で、政府間の貿易関係を称賛した。
 
Prasidh氏は宮尾雅弘会長に、政府はJETROのカンボジアでの活動を高く評価していると語った。
 
「JETROはカンボジアの貿易と投資を促進する上で重要な役割を果たしています。 私たちは、日本の投資家が国の発展に協力していることを常に感謝しています。」とPrasidh氏は語った。
 
同氏は、「これまで、日本企業は安全懸念を理由にカンボジア王国へ投資することを躊躇していたが、今は様々な分野への投資を熱心に行っている。日本企業にカンボジアへの投資を可能な限り継続してもらうよう求めた。 同省は引き続き投資を支援し、円滑化に力を入れる。」と付け加えた。
 
これに応えて、雅弘会長は、日本の企業や投資家の支援に関して、同省とカンボジア政府に感謝した。
 
雅弘会長は、「カンボジアに日本人投資家を引き付けるためのアプローチを続け、カンボジアの中小企業支援にも努める。」と述べた。
 
カンボジア国家最高経済評議会のMey Kalyan上級顧問は、以前の日本への輸出に関する伸びが印象的であったと述べた。
 
「カンボジア王国と日本との貿易関係を築くことは特に重要である。これは欧州連合(EU)と米国に引き続きカンボジアの輸出市場を多様化するための重要なキーである。現在、カンボジア、特にバンテアイ・メナチーのポイペット特別経済区に投資する日本人投資家が増えている。」とMey Kalyan氏は述べた。
 
カンボジア語翻訳者:ホーン
 
ソース:https://greensun.com.vn/ja/カンボジア友好関係がある中日本への輸出画像/