2018年11月22日

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ベトナム南部のカントー市にて『第4回 越日文化・経済交流フェスティバル』が開催

ベトナム南部のカントー市にて『第4回 越日文化・経済交流フェスティバル』が開催

ベトナム南部のメコンデルタに位置する最大の都市・カントー市のLuu Huu Phuoc公園にて、11月2日〜4日の3日間に渡って、『第4回 越日文化・経済交流フェスティバル』が開催された。

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『越日文化・経済交流フェスティバル』とは、ベトナムと日本の交流を活性化することで、両国の友好関係を更に促進させることを目標に掲げた、文化および経済の国際交流イベント。
 
ベトナムを中心にグローバルビジネスを多岐に渡って展開する「ブレインワークスアジア」のメイン協力のもと、「カントー市人民委員会」と「ベトナム商工会議所(VCCI)カントー支部」の共催によるフェスティバルは、2015年11月よりスタート。

毎年、回を重ねるごとに来場者は増加し、昨年は約10万人を動員。第4回目の開催となった今年度は、日越国交樹立45周年を記念した、成田からの直行便をフィーチャーした「ベトナム・カントーフェスティバルビジネスツアー」にて、同市を視察に訪れた約150人の日本人ビジネスパーソンも参加し、更なる動員を記録することとなった。

カントーフェス_02

初日の開幕式においては、「越日外交関係樹立45周年レセプション」として、現地のTV局にてライブ中継され、元ベトナム国家主席であるTruong Tan Sang氏、カントー市人民委員会・委員長のVo Thanh Thong氏、ベトナム商工会議所(VCCI)会頭・Vu Tien Loc氏らなど、政府要人が数多く参列。

また、約120もの日越企業が出展したブースエリアでは、日本食の試食・販売を始め、和雑貨や美容商品や地域特産物といった、多岐に渡る商品およびサービスが販売・展示され、連日、数多くの一般来場者で賑わった。
 
そのような大盛況の会場内を、ベトナムの子供達にも大人気の“ゆるキャラ”達が闊歩する中、メインステージでは、日越両国の伝統音楽・舞踊に加えて、アイドル風のライブや、世界の“ピカチュウ”によるパフォーマンスが披露されるなど、まさに「メコンデルタ最大の国際経済文化イベント」と称するにふさわしい“フェスティバル”となった。

カントーフェス_03=1 
さらに、日本とベトナムをつなぐ「観光大使」を選出するイベントとして、ブレインワークス主催による「第6回 越日ビューティーコンテスト」も開催。これまでに、過去5回に渡って開催された本コンテストの入賞者8名が観光大使として来日しているが、今回はVo Thi Tieu Muoiさん(グランプリ)とVu Nhat Linhさん(準グランプリ)が入賞。ともに日本を愛する美しき観光大使としての喜びと想いを語っていたのが印象的だった。
 
「日本の未来は、新興国への支援でもましてや搾取でもなく、“共生”にかかっている」とは、初回よりイベントの運営に携わる株式会社ブレインワークス代表の近藤昇氏の言葉だが、まさに本フェスティバルは、文化と経済の双方に渡って、日越両国の「架け橋」として存在している。
 
先述した歴代の「美しき観光大使」の方々は、東京だけでなく、日本の地方都市も積極的に訪れているという。ホーチミンでもハノイでも、ましてやダナンでもなく、カントーというベトナム南部の地方都市で、このような大規模な国際経済文化イベントを開催すること。それこそが、この『越日文化・経済交流フェスティバル』の持つ大きな意義のひとつなのだと強く感じた。
 

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