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シンガポールのホテル業界が活況 映画「クレイジー・リッチ!」の舞台に

 
不動産サービスのクッシュマン・アンド・ウェイクフィールドによれば、10月までのホテル客室稼働率は平均87%と、ここ10年の最高。
 
販売可能な客室1室あたり売り上げは前年同期より4%高い190.4Sドル(約1万6,000円)で、数年にわたる下落から反転した。
 
OCBC銀行の調査部は、ホテルを資産とする不動産投資信託(REIT)をニュートラルから、投資比重を重くするオーバーウエイトに格上げした。
 
「クレイジー・リッチ!」ではマリーナ・ベイ・サンズや、シンガポールを象徴するコロニアル調のラッフルズ・ホテルが映され、広告同様の効果を生んだ。ラッフルズ・ホテルは改修工事中で、来年中旬に営業を再開する。
 
今年はシンガポール航空ショー、東南アジア諸国連合(ASEAN)関連の会議もあり、外国人入国者が増加した。7月の入国者は170万人で、月ベースの過去最多を更新した。中国、インドネシア、インドからの旅行者が特に増加している。