アトレ、台湾の注目トレンドエリアに大型商業施設を1月にオープン
JR東日本グループで駅ビルの開発・運営を手掛ける株式会社アトレは、2018年8月の契約に基づき、三井物産、台湾の大手ディベロッパーの長僑投資開發股份有限公司(英:Breeze)と共同で、台湾におけるショッピングセンター事業の実施と、商業施設の開発・運営を進めている。
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2019年1月10日にオープンを予定しているアトレ初の海外店舗「アトレ(atre)」は、台北の注目トレンド発信エリア「信義」に位置する新規商業施設「Breeze南山」内。隣接する建物には、有名な台北101があり、一年を通して多くの集客が見込めるロケーションだ。
活気に満ちた商業施設の中にも、落ち着いた穏やかな空間作りを目指し、「SLOW TIME、SLOW LIFE」をコンセプトに掲げ、グローバルショップ:20%、日本ショップ:60%、台湾ローカルショップ:20%の構成で、グローバル・台湾・日本のブランドを組み合わせた施設を提供していく。
今回の海外出店に向けてアトレは、市場の可能性について米国、タイ、マレーシアなど、台湾以外の様々な国でも調査を行ったが、日本の消費者動向との類似点などを考慮し、台湾進出を選択した。
<DIGIMA NEWS編集部の視点>
親日国としても知られる台湾は、日本への観光客も多く、台湾観光局の統計によれば、2017年最も多かった旅行先が、中国本土や香港を抑え、461万5873人で日本となっている。もちろん、日本製品の人気は非常に高く、日本のブランドのテナントが半数以上を占めるアトレの店舗構成が吉とでるのか注目だ。
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