2019年1月22日

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ベトナムが世界最大のアパレル輸出国の仲間入り 2019年は試練の年

ベトナムが世界最大のアパレル輸出国の仲間入り 2019年は試練の年

昨年の成功と勢いにより、2019年にベトナムのアパレル産業が突破口を開くと期待されている。

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ベトナム繊維協会(VITAS)によると、2018年は繊維・アパレル産業の総売上高が360億米ドルを超え、前年比16%以上増加し、ベトナムを世界最大の繊維・アパレル製品輸出国3ヵ国のうちの1つにした。
 
ベトナム繊維協会(VITAS)のVu Duc Giang会長は昨年、世界は複雑な発展、貿易戦争の拡大、そして科学技術の進歩を目にしたと述べた。その中で、同協会は政府および関連省庁に同産業企業にとって困難となる政策を解決するための多くの措置を提案した、と述べている。
 
2018年の到達結果より、ベトナム繊維企業は2019年の受注への積極的な兆候を確認した。
 
多くの企業はすでに2019年の最初の6ヶ月間、さらには1年間の受注をしている。繊維および染色産業への設備投資および素材の流れが上昇中なため、ベトナム製品は競争力があり、国の繊維サプライチェーンを徐々に完成させた。
 
今後の新世代自由貿易協定の施行は、2019年の同産業の生産および事業活動を後押しする好影響である。
 
それに基づき、ベトナム繊維協会(VITAS)は2018年と比較し10.8%増の400億米ドルの輸出売上高を目標としている。同産業は200億米ドルの貿易黒字を享受し、雇用を創出し、285万人の労働者の収入を増加させる。
 
専門家らは2019年に、包括的及び先進的な環太平洋パートナーシップ(CPTPP)が繊維・アパレル産業を含むベトナムの多くの産業の後押しをすることを望んでいると述べた。加えて、繊維・衣料品産業はまた、米中貿易戦争のために中国からベトナムへの更なる発注を期待している。
 
Saigon 3 Garment株式会社取締役会長のPham Xuan Hong氏によると、国内企業は、中国からベトナムに大量発注が移された場合、より高額でより容易な要件の注文を選択可能になるという。
 
これらの機会を手にするには、地元企業は徐々に技術を改善し、新しい技術にもっと投資する必要がある、と同氏は言った。
 
しかし専門家らは、機会は常に課題を伴うと述べる。
 
商工省によると、2019年は世界の繊維サプライチェーンに統合する産業にとって困難な年であり続けるという。
 
特に、第4次産業革命は今後の繊維・アパレル産業に大きな影響を与え、変化を余儀なくされ、設備と人員への投資を大きく増加させると見られている。
 
多くの消費者は現在、原産地証明書および環境に優しい製品を求めており、繊維・アパレル企業は顧客の健康を保証するために素材の世界基準を保証する必要がある。
 
米-アセアンビジネス評議会(USABC)の主任代表、Bui Kim Thuy氏は、ベトナムは現在16の自由貿易協定(FTA)に参加していると述べた。その中で、12のうち10の署名済み協定が施行されている。例えば、アセアン自由貿易協定(ATIGA)、アセアン-中国自由貿易協定、アセアン-韓国自由貿易協定などであり、CPTPPとアセアン-香港(中国)自由貿易協定は未施行である。
 
様々な自由貿易協定(FTA)への参加は、ベトナム企業が海外への商品輸出においてより多くの選択肢を持てることになる。しかし、それらはまた産業に挑戦をもたらしている、と同氏は述べた。
 
Thuy氏は、ベトナム企業が商品原産地に関する規制を満たしていない場合、自由貿易協定(FTA)の恩恵を最大限に活用するのは困難になると強調した。
 
ソース:http://apparelresource.asia/news/item_3717.html

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