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経済成長著しいマレーシア 日本との関係強化で多くの投資家が注目

マレーシア国際貿易産業大臣であるダレル氏は、日本からの期待の表れは、日本への実務訪問を行い、日本とマレーシア間の有効な関係を築き上げたマハティール首相の功績が大きいこと、さらには、外交と協力体制の確立は、首相に同行した外交大臣のDatuk氏によってさらに高められたことを伝えた。 マハティール首相は、2018年5月に首相に就任して以来、すでに日本を3回訪問している。

 

さらにダレル氏は、マレーシアで活動している日本企業の多くが、マハティール首相が率いる新政権に大いに期待しており、今後の投資がますます増加するであろうと述べた。マハティール首相の実務訪問時には、いくつかの日本の大手企業から数十億リンギット相当の付加価値投資をマレーシアにもたらしたことも明らかにした。その中のひとつの企業である日本ライフライン株式会社は、マレーシアを東南アジアの供給拠点として利用しますますの発展を遂げることが期待されている。これは、過去に行われたダイハツ工業と現地合弁会社プロドゥア社による新合弁会社設立の成功をみた三菱がマレーシアへの投資可能性を強調したことからもいえるであろう。また、ダレル氏は、中規模の日本企業に関しても、マレーシアが東南アジアの中心地となることを見越して、投資に積極的であると伝えた。

 

現在、日本とマレーシアの関係は非常に良好なものであり、2月には、日本政府がマレーシアに2000億円のサムライ債を保証するなど、政府間の対策が急速に進んでいる。東南アジアの貿易中心拠点としても注目されるマレーシアの動向に、多くの投資家が目を向けているといえるだろう。

 

(参照)http://www.dailyexpress.com.my/news.cfm?NewsID=131275