2019年2月28日

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無印良品、ついにベトナムに進出! 海外展開を更に加速

無印良品、ついにベトナムに進出! 海外展開を更に加速

無印良品が人気を集めている日本の小売り企業大手の株式会社良品計画は、 2019年8月に、ベトナムのホーチミン市に子会社となるMujiベトナム支社を設立し、2020年に同国で初となるベトナムストアをオープンする予定だと発表した。

 

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良品計画は、日本国内に450店舗、海外に470店舗のMujiショップを構えるグローバル企業で、Muji製品は、ベトナムの人々が近隣諸国のタイ、シンガポール、香港、フィリピンなどのMujiストアを訪れた際に積極的に製品を購入し、ベトナム国内に持ち帰るなど、ベトナムで非常に人気のあるブランドだ。

 

同社は、次の海外市場としてベトナムを選んだ理由として、ベトナム国内における急速な経済発展を理由に上げている。また、急速な経済成長に加え、ベトナムは現在ASEANの中で3番目に多い人口を有しており、今後ASEAN市場の中心的役割を果たすことが期待されていることも理由の一つとして挙げられた。良品計画は、世界市場で既に高い評価を受けており、これまで培ってきた知識と経験を生かすことにより、ベトナム国内で多くのファンを獲得することができると確信している。

 

良品計画は、家庭用品と衣料品を中心に製造しており、飽きのこないシンプルなデザインと、使い勝手のいい機能性を持ち合わせた商品群は、ベトナムの若者たちを中心に大なセンセーションを巻き起こすかもしれない。また同社にとっての追い風となるのは、現在ベトナムでライフスタイルの中心になっている、「必要最低限のもとで、シンプルに豊かに生きる」というミニマリストの考え方だ。シンプルで美しく実用的な商品開発を目指す良品計画の理念は、まさにベトナム市民の生活スタイルと一致するところだ。

 
<DIGIMA NEWS編集部の視点>
  
現在、ベトナムは急速な経済発展を遂げており、日本の投資家や企業にとって大きなチャンスがある国だといえるだろう。また、良品計画のベトナム進出に伴い、ベトナム人労働者の雇用や賃金向上も見込まれ、経済成長はさらに加速し、ベトナムに住む人たちも、高品質の製品に容易にアクセスできるようになるはずだ。
 
今回の同社のベトナム進出が、ベトナム経済にどのような影響を与えるのか、そして急激に日本企業の進出が進むベトナムの今後の未来にも注目したいところだ。

 

(参照)https://www.retailnews.asia/japanese-brand-muji-will-open-first-vietnam-store-in-2020/

 

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