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シンガポール、米の法治指数調査で昨年と同じ13位、治安の項目では最高の評価

 
調査対象は前年の113ヵ国・地域より多い126カ国・地域。毎日の生活で法の支配がどのように行われているかについて、12万世帯と3,800人の専門家から意見を聞いた。
   
総合1位~3位はデンマーク、ノルウェー、フィンランド。最下位グループは、コンゴ民主共和国、カンボジア、ベネズエラだった。
   
東アジア・太平洋地域だけのランキングでは、シンガポールはニュージーランド、豪州に次ぐ3位。汚職のなさ、法執行、裁判所の利用しやすさの各項目では域内トップだった。 
 
全体のランキングで、シンガポールは犯罪対策や政治不安の有無を見る「秩序・治安」で世界最高の評価を得た。政府権力に対する制約、基本的権利、開かれた政府の項目では順位はそれぞれ、27位、30位、25位と評価はやや低かった。
  
政府権力に対する制約は61カ国で低下しており、WJPは、専制主義の台頭を示唆するものと指摘している。