海外ビジネスニュースを毎日配信!− DIGIMA NEWS

東南アジアの飲料市場「1.4%増」 ミネラルウォーター・茶系飲料の市場は各国で拡大傾向

  
市場規模はインドネシアの7442億円が最大。茶系飲料やミネラルウオーターの需要の高まりで3.0%増加した。一方、18年に加糖飲料への課税が始まったフィリピンは、4.5%減の5575億円規模に縮小した。
 
同社によると、肥満率の高まりから、近年は東南アジア各国で加糖飲料を対象とした「ソーダ税」を導入する動きが活発化。フィリピンのほか、17年にタイで導入され、マレーシアでは19年7月の課税開始が予定されている。ベトナムとシンガポールでも導入が検討されている。
 
一方、消費者の健康意識の高まりを背景に、無糖飲料の需要が拡大し、ミネラルウオーターや茶系飲料の市場は各国で拡大傾向にある。
 
同社は7カ国の飲料市場をカテゴリー別、メーカー別で調査・分析。現地での飲料販売ルートや現地有力企業、有力外資企業の同地域での事業展開状況なども調べた。調査期間は18年11月〜19年2月。