2019年3月13日

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フォーブス誌による「資産10億ドル(1100億円)以上の長者番付」が発表

フォーブス誌による「資産10億ドル(1100億円)以上の長者番付」が発表

アメリカの経済誌『フォーブス』は資産10億ドル(1100億円)以上を持つ人物の番付を毎年発表しているが、最新となる2019年版によると世界の大富豪は2153人となった。

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この数字だが、前年の2208人から55人の減少、総額でも前年が9兆1000億ドルであったのに対して8兆7000億ドルに減少し、大富豪といえども世界経済の好不況の影響があることを証明した。
 
フィイリピンからは17人が入り、今回はフィリピン第1の富豪であった小売り最大手のシューマート(SM)や商業銀行1位のBDOなど多数の企業を傘下に持つ『ヘンリー・シー』が昨年死去し、遺産が親族に分割されたために1位が入れ替わった。

1位となったのは『マニュエル・ヴィラール』【写真】で、総資産額は55億ドル、世界ランクでは317位に入った。同氏は貧困の身から不動産業で財を成し、政界に進出し上院議長などを経て2010年の大統領選に立候補。豊富な選挙資金を持ち下馬評では当選の勢いもあったが、アキノ(子)が出馬して失速し、大統領選では惨敗した。そのためか政界を引退し、本業の不動産業に勤しみ今回の結果となったが、政治への野望は失せていなくて自身の身代わりに妻を上院議員に当選させている。
 
2位はセブパシフィック航空や小売りのロビンソンなどを傘下にする新興財閥の『ジョン・コゴンウェー』の51億ドル。3位はコンテナを中心にした国際展開の港湾荷役会社やマニラ湾にカジノ・リゾートを運営する『エンリケ・ラソン』の48億ドル。4位はフィリピン航空の大株主で実質支配者、また煙草会社、銀行を傘下にし『政商』の異名を取る『ルシオ・タン』の44億ドル。5位にはハンバーガーで国内最大手のジョリビーを創業し、その他ファースト・フード・チェーン会社を傘下にする『トニー・タン』の39億ドル。6位に今やビール製造会社からインフラ投資を手掛ける複合企業のサン・ミゲル社を率いる『ラモン・アン』の29億ドル。7位には不動産業大手メガワールド社の創業者である『アンドリュー・タン』の27億ドル。

一方、SMのシー一族であるが、遺産を分割した上の息子2人がそれぞれ24億ドル、下の息子が2人と娘1人がそれぞれ22億ドルにもう1人の娘に19億ドルと、遺産の分割に成功して世界ランクではそれぞれ1000位前後に入っている。
 
なお、世界一の大富豪は離婚問題で騒がれながら2年連続でアマゾンを率いる『ジェフ・ペゾス』の1310億ドルで、マイクロ・ソフトの『ビル・ゲイツ』は965億ドルで2位となった。日本人ではユニクロの創業者『柳井正』が222億ドルで世界41位、ソフトバンクの『孫正義』が216億ドル、世界43位と続いた。アジア・太平洋地域で見ると、域内の富豪は762人いてその資産総額は2兆5000億ドルに達し、同地域では貧富の差が一層拡大していることが分かる。しかしながら、経済の不調が伝えられる中国は前年は世界ランキングに102人登場していたのに今回は44人と急激に減少し、大富豪層に経済不調が影響していることが明らかになった。
 
ソース:http://www.ph-inside.com/news/board.php?board=news03&command=body&no=491

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