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シンガポール:密輸たばこと密輸酒の摘発の押収量が増加

 
密売ではオンラインツールが利用されており、昨年10月、警察はウィーチャットのメッセージアプリを利用し密輸酒を売っていた中国籍の4人を逮捕した。密輸酒の保管場所として、住居のほかゲイランのヘアサロンが利用された。

 
密輸たばこを購入したため逮捕された者は前年比5%増の6,115人で、5年来の高水準だった。密輸たばこを売ったとして逮捕された者は11%増の343人。

 
関税局は、正規品との価格差が密輸たばこの需要が衰えない理由としている。昨年2月、政府はたばこ税を10%引き上げており、紙巻きたばこ1箱の価格は約13Sドル(約1,056円)する。密輸品は約7Sドル(約569円)。

 
当局は昨年、4つの密輸団を摘発した。密売人は、人目に付きにくい小道や裏通りで売ることが多いが、ウィーチャットなどソーシャルメディアを利用した違法売買もあった。このため当局は街中以外での捜査回数も増やしている。押収した密輸たばこは前年比14%減の240万本。
 
たばこ関税で関税局にもたらされた収入は2017年が11億Sドル(約893億4,200万円)、18年が11億4,000万Sドル(約926億8,080万円)だった。