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シンガポール・建設のサムウォー、研究開発でJTCと資源を共有

 
サムウォーはメーカーから建築現場への資材配送に、クラウドを利用した資材追跡システムを組み入れ、モノのインターネット(IoT)を活用する。道路保守では高度センサー、モバイルアプリを活用し、資源の有効活用につなげる。
 
生産性・自動化の領域では、インフラ建設で利用する自動化ソリューションを開発する。危険を伴う建設作業において人の関与を減らすことで労働者への危害を減らす。また、建築廃材などリサイクル可能な廃棄物を建材に再生させる技術を開発する。
 
サムウォーは本部ビル用地の賃借権が2025年で切れることから、クランジ貯水池隣接地に新本部ビル「サムウォー・スマート・ハブ」を建設する。ソーラーパネルで生産した電力を直流の水冷却システムなどに利用し、余剰電力を新アスファルト工場で使う。
 
建物は4階建て。JTCがジュロン地下設備を造る際、掘り出した堆積岩を建材として利用する。