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トルコ大統領、米国がF35引き渡し拒否なら「強奪」=現地紙

 
エルドアン大統領は先月29日、20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)の合間にトランプ米大統領と会談した後、S400導入に絡む米国からの制裁は回避できるとの見通しを示していた。
 
しかし、米政府高官らはロイターに対し、トルコがS400を購入すればトルコに制裁を科し、F35関連プログラムから除外する方針に変わりないとした。
 
ハリエット紙によると、エルドアン大統領は中国訪問中に記者団に対し「もしあなたに顧客がいて、その顧客が正確に支払いを行っているなら、商品を渡さないことがあるだろうか。それは強奪だ」と語った。
 
大統領はまた、トルコはこれまでにF35に14億ドルを支払い、4機の引き渡しが完了しているとし、トルコのパイロットが訓練のために米国に向かっていると述べた。
 
「われわれは116機のF35購入で合意している。トルコは(F35の)市場なだけではなく、生産にもかかわり、部品の一部はトルコで生産されている」と語った。
 
ソース:https://www.epochtimes.jp/p/2019/07/44506.html