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シンガポール :REITのメープルツリー工業トラスト、カランの工場を再開発

 
現在は7階建てビル2棟が建っている。再開発では容積率を1.5倍から2.5倍に変え、延べ86万5,600平方フィート(8万平方メートル)の床面積を建設する。
 
このうち24.4%はドイツの医療機器メーカー用のスペースで、要望どおりのデザインにする。同社はアンカーテナントとして15年契約で入居する。
 
着工は来年第2四半期、工期は2年を予定している。テナントに対し同REITの運営会社は、リース契約が切れる前の12カ月間、賃貸料を割り引く。テナントは退去の際、原状回復の必要がない。賃貸契約満了前の退去にもペナルティーは課されない。
 
テナントによるMITのほかの工業施設への移転を運営会社は支援する。