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Google、中国のアプリ開発企業“CooTek”製品削除 迷惑広告で

 
CooTekは、Googleのアプリストア「Google Play」で、これまで数百にのぼるアプリを配信してきたが、現在まですでに60のアプリがGoogle Playから削除されており、その数はさらに増える見込みだ。
 
Googleのスポークスマンは、「Google Playでの悪質行為や詐欺行為、また迷惑広告を表示させる行為を発見した場合、われわれの掲げる企業倫理に基づき、直ちに削除にあたる」と、企業として厳正に対処する姿勢を明らかにしている。
 
さらに、ウイルス対策ソフト開発企業「Lookout」の2019年6月の発表によると、CooTekが配信する238のアプリは、無断で迷惑広告を表示するようプラグインされていることが明らかとなった。スマートフォンのスリープモード中やロック時、あるいはCooTek以外のアプリを使用する際に迷惑広告が表示され、事実上、“ユーザーがスマートフォンを正常に使用できない状態”になっていたという。
 
CooTekはそれらの発表を受け、直ちに謝罪の意を表明し、当該アプリの削除にあたった。しかし、Lookoutによると、迷惑広告の表示は依然として続いており、Google側もその事実を把握しているという。
 
2018年9月にニューヨーク証券取引所への上場を果たしたCooTekは、上海に本社を構えている。CooTekによると、「現在、当社とGoogleとの関係は良好であり、問題解決に向けて建設的な努力を重ねている。一連の騒動による当社への誤解も解ける日が来るだろう」と語った。
 
今年Googleから削除された中国企業は、CooTekで2社目だ。4月に、北京小熊博望科技有限公司傘下の「DO Global」配信のアプリにおいて広告詐欺の被害が報告されたことから、Google Playは同社のアプリを削除する措置をとっている。
 
(大紀元日本ウェブ編集部)
 
ソース:https://www.epochtimes.jp/p/2019/07/45039.html