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日本政府がタイ・カンチャナブリー県の学校校舎整備計画を支援

  
令和元年9月16日、バーンウーロン学校(カヌンクリ分校)において本件の引渡し式典が執り行われ、ジーラキヤット・プームサワッド カンチャナブリー県知事、チューサック・ターンタレトーン バーンウーロン学校長、サラウット・ラチャスリムアン ワールドビジョン・タイランド局長、そして、当館から川村博司次席公使他、関係者が出席しました。
 
バーンウーロン学校はタイ西部のカンチャナブリー県トーンパープーム郡ターカヌン区に所在しており、幼児教育及び小学校1~6年の初等教育を提供する公立学校です。同校は僻地の子ども達の教育機会確保を目的に、ターカヌン区内の市街地から約35km離れたカヌンクリ集落に分校を開設し、現在、分校には生徒129名が通学、学校職員6名が勤務しています。
 
同分校は、2014年に開校されて以降、公会堂の改築や、ボランティアによる建設で教室を整備してきましたが、幼児教育及び小学校1~6年の全8学年に対し、6教室しか所有しておらず、2学年が1つの教室で授業を受けていました。また、同集落には電気が通っていないため教室用の照明がなく、適切な教育環境を提供できていない状況でした。
 
これらの状況を受け、日本政府の支援により、新たに校舎1棟(3教室)と設置容量2,500Wの太陽光発電機1セットを整備することで、適切な教育環境が提供できると判断し、草の根・人間の安全保障無償資金協力による支援を行いました。今回の支援により、同分校に通学する児童の教育効果の引き上げが期待できます。
 
日本政府は今後も、人間の安全保障のための取り組みを支援していきます。
 
ソース:https://jiyuland5.com/カンチャナブリー県バーン-ウーロン学校における/