2019年11月15日

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ベトナム: ハノイの最初のメトロ、20日間の試運転を開始

ベトナム: ハノイの最初のメトロ、20日間の試運転を開始

ハノイ初のメトロ(都市鉄道)であるカットリン・ハドンルートにおいて20日間にわたる試運転が開始された。

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試運転期間では事務室、運転室、乗車券売り場など様々なところで問題が発生しないかシステム全体の検査を行う。駅にはメトロの利用者が迷わないようにするために電光掲示板の表示とスピーカーも行う。電車は6〜9両編成になっている。
 
最初のメトロは、ドンダ地区のダウンタウンにあるカットリン駅からハドン地区の南西にあるイェンギア駅まで13km走る。
 
カットリン・ハドン間の試運転は、昨年9月にも実施されていたが、中国の鉄道会社の深圳地下鉄が中心となって試運転が行われた。今回実施される試運転は、国営会社のハノイ都市鉄道によって監督される。
 
20日間の期間は、検査プロセスの必須ステップであるすべての従業員によるシステムの安全性と運用能力を検証することである、と中国のゼネコン代表者は語った。
 
建設の99%がすでに完了しており、残りの1%は各システムなどの確認作業である。
 
交通運輸省は今月初めの報告書で、このプロジェクトはすでにいくつかの遅れがあり、一番新しい理由は中国の請負業者がシステムのセキュリティを評価するために外国の専門家が熟読する証明書と文書が提供されていないことであるという。
 
一方、カットリン・ハドン間メトロ計画のディレクター、Duong Hong氏は必要な書類を全てベトナムの投資家へ提出したと語った。Hong氏は投資家が中国の建設会社にとって応えるのが難しい追加の要求をしてきていると付け加えた。
 
ソース:http://bit.ly/32mwLf9

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