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香港ディズニーで「阿波踊り」

 
午後3時には、会場となった「メインストリートUSA」におよそ300人の招待客やファンが集まり、選抜された踊り子とともに、太鼓、篠笛、鉦鼓、三味線などの和楽器演奏者らおよそ30名が楽器の音色にあわせ陽気でダイナミックな阿波踊りを披露。ゆっくりと20分かけて練り歩いた。イベントに出席した徳島県副知事・徳島県副知事は「江戸時代から430年以上続く徳島が世界に誇る阿波踊りは、国籍や、人種、言語を超えて、誰もが笑顔で踊りの輪に入ることができる。まさに平和の象徴」と述べたうえで、徳島県の伝統芸能とともに、旬の徳島の食材をPRできることへの感謝の意を述べた。また香港ディズニーランド・リゾート・マネージングディレクターのステファニー・ヤング氏は「「日本秋祭り」に参加し、阿波踊りの魅力をここから発信することができ嬉しく思う。今後もより多くの文化交流と観光促進のために機会をつくっていきたい」と話した。
 
また園内では、11月16日から12月15日までの期間限定で徳島県産の「鳴門金時」と徳島県産地鶏「阿波尾鶏」を使用した特別をメニューを提供する。「鳴門金時とターキーチキンパイ(30ドル)」「鳴門金時エッグタルト(30ドル)」「鳴門金時と小豆のホットケーキ(38ドル)」「鳴門金時チーズケーキ(30ドル)」「鳴門金時ジンジャーゼリー(30ドル)」は、屋外フードワゴン「メインストリートマーケット」にて販売。レストラン「メインストリート・コーナーカフェ」では「じっくり仕上げた阿波踊りチキンと、鳴門金時のルーラード、サツマイモボールフライと野菜ソースのグレイビーソース添え」(209ドル)を提供する。
 
徳島県は、香港からの観光客数がここ数年伸びており、宿泊者数の割合は6年連続首位という。特に人気のアクティビティは「阿波踊りの体験コース」やスリリングなつり橋を渡る「祖谷のかずら橋の体験」などで、リピーターも多いそうだ。こうしたなか、徳島阿波おどり空港と香港を結ぶ期間限定の「季節定期便」が12月11日から来年3月28日まで決定した。昨年度と同じ香港のキャセイドラゴン航空が毎週水・土曜の週2便計41往復の運航予定で、将来的には、国際線の通年定期便をはじめ、利用者のさらなる増加を目指していく。
 

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