ＷＴＯは、国際協力を怠れば、感染拡大を抑える取り組みが妨げられる恐れがあると警告した。
報告書によると、輸出を禁止・制限したのはＷＴＯに加盟する７２カ国・地域と非加盟の８カ国・地域。ＷＴＯ規則に沿って制限措置を報告したのは１３カ国・地域にとどまっているという。
ＷＴＯは「輸出制限措置の導入は理解できるが、この分野で国際協力を行わなければ、輸入に依存する国は必要な医療物資を入手できなくなり、供給ショックが起きる恐れがある」と指摘した。
また、こうした制限措置に他国も追随する可能性があるとし、「長期的に大きな影響が生じかねない」と警鐘を鳴らした。
ソース：https://www.epochtimes.jp/p/2020/04/55518.html