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日本:東京五輪、2021年の開催不可能なら中止

 
IOCと日本政府は3月に大会延期を決定したが、安倍晋三首相はこれまでに、21年の開催には新型コロナウイルスの感染が収束しなければならないとの考えを示している。
 
バッハ会長はBBCのインタビューでこの立場に理解を示し、「組織委員会で3000人、5000人といったスタッフをずっと雇用することはできない」と述べた。
 
また「あらゆる主要競技連盟による世界中の大会スケジュールを毎年変更することは不可能だ。選手を不透明な状況に置いておくこともできない」と語った。
 
バッハ会長は、IOCは来年の大会開催にコミットしているとした上で、選手の隔離などあらゆるシナリオに備える必要があるとも指摘。「あらゆるシナリオが検討されている。巨大な作業だと私が言うのはこのためだ。あまりに多くの選択肢があり、(現時点で)対応するのは容易ではない」とし、「21年7月23日に世界がどのような状況になっているか明確になった時点で適切な判断を下す」と述べた。
 
ソース:https://www.epochtimes.jp/p/2020/05/56846.html