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インドネシア:来年、パーム油価格低下の予測 専門家会議 需要は回復の見込み

   
20年は天候不良や新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けてパーム油生産が減少した。このため会議に出席した専門家は、パーム油価格の高騰は当面、需要の減退を誘うと指摘した上で、21年のパーム油価格は値下がりに向かうと予想した。
  
一方、シナールマス・アグロ・リソース・アンド・テクノロジー(SMART)の投資家広報担当、ピンタ・S・チャンドラ氏は「21年は他の消費国や、国内でのバイオディーゼル消費で需要が回復する」との見通しを示した。パーム油は消費量からも生産コストから見ても、植物油の中では優位性があり、長期的にみれば「需要が弱まることはない」と前向きに捉えている。
  
また、CNNインドネシアによると、財務相規定によって10日以降、パーム油の輸出徴収金率が上昇する。従来規定では一定比率だったが、新規定では価格に応じて徴収金が追加される。
  
同会議では、ディーゼルエンジンのバイオ燃料のなどとして需要が上昇するパーム油の可能性や環境に配慮したパーム産業について毎年、学術的に議論を重ねてきた。議論には各国の経済学者、金融・エネルギー業界関係者などが参加している。
(三好由華)
 
ソース:https://www.jakartashimbun.com/free/detail/53792.html