海外ビジネスニュースを毎日配信!− DIGIMA NEWS

フィリピン:日本の3ヶ所目となる在日フィリピン総領事館 名古屋に開館

    
この総領事館が管轄する地域は愛知、岐阜、福井、石川、富山、長野、新潟、静岡、山梨の9県だが、新幹線などの交通の利便性を考えると、東京の大使館の方がはるかに便利だと指摘する声も多い。
    
現在、日本に住むフィリピン人は28万人で、その内愛知県には4万人弱が住み、全体の7分の1を占める国内では最多の県となっている。
     
これは同県内は自動車関連の製造業種が盛んで、職を得られ易い環境にあるためと分析されていて、このため総領事館開設は同地に在住するフィリピン人の長年の念願となっていた。
     
なお、愛知県の統計によると2019年12月末時点での国籍別在住者数はトップがブラジル、以下中国、ヴェトナムとなり4番目にフィリピンが入っている。
    
また、同時点での愛知県の名古屋総領事館の管轄する県別のフィリピン人在留者数は日本の法務省によると愛知県の39339人を筆頭に、静岡17604人、岐阜13513人とこの3県が5桁台となっている。
   
以下、長野4757人、新潟2695人、富山2448人、山梨2044人、福井1650人、石川1102人となっている。
     
今回、総領事館を開設したといっても人員の問題から業務は限定され、当面はパスポートや証明書の発行、婚姻手続きなどとなっていて、ヴィザなどの手続きは来年からの予定となっている。
    
【所在地】〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄3-31-3 尋屋ビル2階 
Tel +81 (0) 52 211 8811 Fax +81 (0) 52 265 9700 
Emergency Hotline + 81 (0) 90 6580 6724 
【Email nagoya.pcg@gmail.com】
 
※ソース:http://www.ph-inside.com/news/board.php?board=news03&config=&command=body&no=525