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フィリピン:軍の輸送機 着陸失敗で死者45人以上 

 
同機には操縦士3人と陸軍兵96人の計99人が乗っていて、これまでに45人の死亡が確認されたが、死亡者の中には墜落地点に住む民間人4人も含まれている。
 
同機はマニラ首都圏パサイ市にあるヴィリヤモール空軍基地からミンダナオ島北部のカガヤン・デ・オロ市にある空港へ飛び、同空港から兵士を乗せてホロ島へ向かっていた。

 
これら兵士はカガヤン・デ・オロ市から山岳部にあるブキドノン州マライバライ市において6ヶ月間の訓練を終了した初年兵ばかりで、カガヤン・デ・オロ市や同市の在る東ミサミス州出身者で構成されていた。

 
同兵達はスールー州を拠点にするアブサヤフなどのイスラム武闘派グループの掃討作戦に関わっている、陸軍歩兵第⒒師団に配属される予定であった。

 
同機の事故の模様は目撃者によると、着陸をしようとしたが滑走路を飛び越えたために、高度を取り戻そうとしたが推力が足りずそのままヤシ林に墜落したという。

 
事故を起こした機種はロッキード社が1954年に開発した、軍用輸送機としては最高傑作ともいわれ、各国で採用されこれまでに2600機の製造を数える。

 
事故を起こした機は今年1月にアメリカの援助の基にフィリピン空軍に売却された中古機で、2機で25億ペソ(約55億)円であった。

 
フィリピンは中古軍事品を多く採用している国で、そのために事故発生も多く、先月23日には夜間訓練中に使用していた攻撃型ヘリコプターのブラックホークが墜落し乗員6人全員が死亡する事故を起こしている。

 
ホロ島で事故を起こした機の詳細は分かっていないが、中古機であることは間違いなく、機体の整備不良、或いは着陸時の様子から操縦ミスが考えられている。

 
ソース:http://www.ph-inside.com/news/board.php?board=news01&config=&command=body&no=529