これによると前年の2020年度の損失115.1億ペソ（約230億円）から59.4億ペソ（約118億円）の純益を計上し1年でV字回復を果たした。
2020年度はコロナの影響で売り上げは振るわず赤字に転落したが、2021年度はコロナ前の水準に戻り、特に第4四半期（10月～12月）の純益が前年同期比32.4億ペソ（約65億円）、53.3％も大幅増加したのが通年決算黒字化に寄与した。
ジョリビー全体の総売り上げは2117.2億ペソ（約4235億円）に達し、これは前年比20％増の伸びだが、コロナで影響を受ける前の2019年度の実績と比べると13.2％下回っていて、まだ本格的な回復とはなっていない。
今回のV字回復は2020年度から不採算店の閉鎖など経営合理化を進めた結果もあり、一方国内、国外での出店も活発で、2021年末で34ヶ国、ハンバーガーやピザ、中華など17業種チェーンを運営し、その総店舗数は5924店に上っている。
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