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台湾で所得調査実施、45歳以上の労働者の半数近く、月収4万元以下

勤務年数は平均27.2年で、月収は5万~7万元:24.1%、7万~9万元:10.5%、9万元以上:5.2%と分散しているものの、年齢や事業環境などの要因により順調な昇給は難しい。また88.1%がフルタイム勤務で、1週間の労働時間が40時間を超えるとした人が全体の7割を超えた。
 
経済負担の内訳は、子どもの教育費が20.%と最も高く、次いで住宅ローン:17.2%、生活費:14.5%、両親への援助:6.2%など。中高年労働者は経済的負担が大きい一方で、安定した職場や研修機会に恵まれず、失業への危機感など苦しい状況に置かれていることがわかった。
 
この調査は1月19日から4月17日にアンケート形式で実施され、配布件数は2200件、有効回答数は1075件、サンプリング誤差±2.99ポイントだった。
 
photo by dice-kt on flickr