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シンガポールの「セントーサ・ゲートウエー・トンネル」が4月にも開通

 
2車線道路で、基点はビボシティーとセント・ジェームズ・パワー・ステーションの間。テロク・ブランガ・ロードの地下を通り2本に分岐し、地上で1本はローワー・デルタ・ロード、1本はケッペル・ロードに合流する。
 
トンネルはセントーサ側からの一方通行で、ドライバーは地上部の混雑を回避できる。この結果、セントーサ・ゲートウエーとテロク・ブランガ・ロードの交差点、テロク・ブランガ・ロードとカンポン・バル・ロードの交差点の混雑も緩和される見通しだ。
 
構造、電気、機械系統の工事が終わり、道路舗装など仕上げ作業を残すのみとなった。1~3月期に試験運用を行った後、開通する予定だ。トンネル工事の開始は2010年で、当初は2015年末に完工の予定だったが、複雑な工事になることが判明し1年余りの遅れが出た。
 
トンネルはMRT(地下鉄高架鉄道)東北線のトンネルとの距離が1.6メートル、ウエストコースト・ハイウエーの基礎部分からはわずか1メートル。このためMRT工事で使うものより8分の1小さいボーリング機械を使わざるを得ず、工事期間が延びた。
 
ソース:http://www.asiax.biz/news/42124/