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ユニクロ、フィリピンに40店舗目をオープン

 
特に東南アジア市場を重視していて、中でも中間所得層が育ってきたフィリピンではフィリピン小売最大手の『シューマート=SM』と2012年に合弁会社を設立し、フィリピン第1号店は2912年6月、マニラ湾沿いにあるSMモール・オブ・アジアにオープン。
その後次々とユニクロはルソン島内各地でSMが経営するショッピング・モール内に次々と出店を続けた。
 
2017年6月にはミンダナオ島南部、戒厳令布告の原因とされまだ戦闘の続く南ラナオ州マラウィ市に近いカガヤン・デ・オロ市(CDO)に国内40番目の店舗をSMモール内にオープンした。
これはミンダナオ島内においてはダヴァオ2店舗に次ぐ3店舗目となる。なお、セブ地区では2店舗、いずれもSMモール内で営業している。
 
今回のCDO店のオープンによって東南アジアではマレイシアと並ぶ店舗数となり、ユニクロのフィリピン重視の姿勢は強まっている。
ユニクロは日本では低廉な衣料品というイメージが定着しているが、東南アジアでは日本のブランド力も加味されて、高級な衣料のイメージが強く特にフィリピンのような日本びいきの国では人気は高い。
 
一方、ユニクロに対抗するフィリピン衣料ブランドもあり、その中で大手の『ペンショップ』は国内200店舗、東南アジアや中東諸国で約600店舗を展開している。
 
特にペンショップはスェーデンの世界的衣料小売りの『H&M』やユニクロよりも20~30%安い価格を設定していて、これら同業種間の競争は東南アジアを舞台に一層激しくなると見られている。
ユニクロは日本国内では『ブラック企業』と批判を浴びたが、海外においてはそういった批判は伝わらず、今後もユニクロの海外展開は続くものと見られている。
 
ソース:http://www.ph-inside.com/news/board.php?board=news02&config=&command=body&no=328
 
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