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60年ぶりにミャンマーに進出した「コカコーラ」が従業員153人を解雇 労組が抗議

 
同社労働組合のユ・ナイン委員長は「物流部門の外注化に伴い153人の従業員が零細の運輸会社3社に配置転換となったが、これは実質的に不当な解雇だ。コカコーラは現行の賃金や手当を保障できないと言っている。組合が要求する事項を守らない場合は、労働大臣に訴える」とコメントした。労働組合側は、従業員を1年間引き続き雇用すること、転勤先で現行の賃金と手当を保障すること、などを要求している。
 
CCPBMはヤンゴン市郊外のモービー郡に生産拠点を置き、2013年6月に生産を開始。およそ1,500人の従業員が働いている。投資額は2億米ドル。同社運輸部門の給与体系は、基本給が20万Ks、諸手当4万Ks、長距離手当が1回につき52,000Ksのため、総額が70万Ks近くになるという。