香港:全人代常委が国家安全法草案を審議
全国人民代表大会(全人代)常務委員会の会議が6月28日から3日間にわたって開催されており、香港版国家安全法草案が再度審議されている。
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同日付香港各紙によると、全人代常務委員の譚耀宗氏ら多くの香港代表が27日に北京に赴き、会議に出席している。譚氏は遡及期間を設けることや罰則が軽すぎるといった香港市民の意見を反映すると言及。メディアが懸念している取材の自由に影響するかどうかについても意見を出すが、立法に反対する意見を再び討論しても意味がないと述べた。
同じく香港代表の葉国謙氏は、刑罰について譚氏が先に明らかにした禁固3~10年より重くなるとみており、外国で政権転覆、国家分裂などの罪を犯した場合は最高刑罰が終身刑であると指摘した。そのほかに呉秋北氏、廖長江氏、馬逢国氏らが出席。草案は今回の会議で採決される可能性が大きいとみられている。
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