２６～２７日付香港各紙によると、林鄭長官は残り任期が１年余りとなったことで続投する意思があるかを問われ、「今後１年余りは香港特区政府を率いて前進させることに専念し、その他のことは考える余裕がない」と述べたほか、残り任期の目標は防疫抗疫、香港経済回復、土地・住宅の供給であるため、民主化や政治体制改革の議題を再び処理するつもりはないと強調した。
　
林鄭長官は２６日に立法会で行われた施政報告の答弁に出席。総辞職した民主派議員は引き続き出席しなかったため、初めて民主派のいない立法会答弁となりリラックスしたムードで進められた。
　
林鄭長官は葛珮帆・議員や陳克勤・議員らが提示した要求を施政報告に盛り込んだと述べて謝意を示し、親政府派議員の多くは林鄭長官と施政報告を評価した。
　

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