バイオプラスチックに転用、買取制度の備蓄腐敗米
前政権が進めたコメ担保融資制度(事実上の買取制度)の結果、引き取り手がないまま腐敗してしまった備蓄米の処分について、工業省のチャッカモン・パースックワニット大臣は22日、バイオ技術を活用した「バイオプラスチック」の生成に転用していく考えを示した。米バイオプラスチック会社の「ネイチャー・ワークス」がタイでの投資を検討しているといい、実現すればコスト削減も進むと判断した。
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石油由来の合成樹脂に、腐敗米から生成したバイオプラスチックを2割程度混入させる。200度までの熱に耐えうるが、消費者心理を考えゴミ袋や交通規制用のロードコンなどの使用に限定し、食品には使わない。
ただし、通常のプラスチックよりも25~30%のコスト増が見込まれている。これについて、タイ工業連盟プラスチック工業部のアッタウット・ヒランヤブーラナ部長は「ネイチャー社による投資が実現すれば、一般のプラスチックの10%高程度で収まるだろう」との試算を明らかにした。
(23日=バンコクビズ)

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