2016年3月8日

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台湾、女性の高学歴率が男性上回る、労働力率も過去最高に

台湾、女性の高学歴率が男性上回る、労働力率も過去最高に

行政院主計総処によると、昨年15歳以上で大学・専科学校(日本の高専に相当)以上の学歴を有する女性割合は45.0%、男性が39.3%だった。

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1985年の統計では女性は8.6%、男性は14.0%だった。2005年に女性28.5%、男性32.0%と差が縮まり、2012年以来、高学歴率は女性が男性を上回っている。女性の労働力率は男性より低いが、昨年は50.74%と過去最高を記録した。25~29歳は90.19%と高いが、30~34歳で労働力率が低下し始め、45歳以上で大きく減少する。女性が結婚後、家庭のために退職することが影響しているとみられる。
 
このほか、マスターカードが7日に発表した調査結果では、台湾女性の就業指数はアジア・太平洋地域で最も高く、就業・学歴・管理職率を合わせた「女性進歩指数」は62.7と、平均値の57.6を上回った。一方で、仕事や家計の状況・安全・生活品質などで判断する「生活満足度」は、平均が61.8のところ、台湾女性は53.1で平均以下となった。
 
photo by BryonLippincott on flickr

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