2016年9月6日

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オリックス、初の水力発電事業展開へ向けベトナムで出資

オリックス、初の水力発電事業展開へ向けベトナムで出資

オリックス株式会社は9月2日、成長を続けるベトナムの電力需要を取り込むため、同国で水力発電事業を営む「ビテクスコ・パワー・コーポレーション」から、第三者割当増資により約5000万ドル(約52億円)分の株式を取得し、同国の水力発電部門に参入する事を発表した。同社は、シンガポールのユナイテッド・オーバーシーズ銀行と半分ずつ資金を出し合い、ビテクスコの株の10%以上を所有することとなる。

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ベトナムの電力需要は、近年の人口増加などに伴い、2020年まで年10~12%の伸びが見込まれ、2030年までに3倍量に達することが期待されている。
 
こうした事を背景に、ベトナム政府は急増する電力需要への対応のため、電力市場を段階的に自由化する方針を掲げており、送電以外の発電、卸売、小売が完全自由化され、電力市場への民間企業の参入余地が広がる見通しだ。
 
水力発電は、化石燃料の電力に比べ安価で、ベトナムでの電力発電量の約半分を占めており、同社は、初の水力発電事業への出資に、年間数百万ドルの利益を期待している。
 
(参照)https://www.vietnambreakingnews.com/2016/09/uob-orix-invest-in-largest-privately-owned-hydropower-company-in-vietnam/
 
photo by Deni Williams on flickr

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