2016年12月7日

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シンガポール・タン大統領が安倍首相と会談、通貨スワップ協定締結

シンガポール・タン大統領が安倍首相と会談、通貨スワップ協定締結

日本を訪問したトニー・タン大統領は12月1日夜、安倍晋三首相と首脳会談を持ち、2国間関係、環太平洋経済連携協定(TPP)などについて意見を交換した。

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会談後の記者会見でタン大統領は「TPPの経済、戦略的重要性を話し合った。早期批准が署名国の利益になるとの意見で一致した」と語った。安倍首相は「自由貿易の流れを逆流させないためにも、東アジア包括的経済連携協定(RCEP)交渉の妥結に向け協力することでも合意した」と語った。
 
両国間では複数の覚書、協定が締結された。南洋理工大学(NTU)と日本触媒は新規生体医療および医療用ポリマー開発に関し共同研究を行う。NTUは神戸大学と学術交流協定を交わした。シンガポール経営大学は京都大学大学院経営管理研究部と学術交流協定を結んだ。
 
日本郵便とシンガポール・ポストは共同記念切手を発行する。陶芸品やマーライオンをあしらった切手で、イスカンダル・ジャリルと荒川豊蔵の陶芸品を図柄に採用した。
 
日本銀行とシンガポール金融管理庁(MAS)は信用秩序の維持に役立てるため、シンガポールドル、日本円を相互に融通するための為替スワップ取り決めを締結した。引き出し限度額は、日本銀行が150億Sドル(約1兆1982億万円)、MASが1兆1,000億円。
 
ソース:http://www.asiax.biz/news/41470/

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