台湾・蘭嶼の放射性廃棄物、9年以内に移転を要求、原子力委員会
行政院原子能(原子力)委員会は15日、台湾南東の離島、蘭嶼の放射性廃棄物貯蔵所の移転計画の審査を終え、台湾電力に対し9年以内に蘭嶼の廃棄物を元の3カ所の原子力発電所と核能(原子力)研究所に移転させることを求めた。
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同時に台湾電力は3年以内に新たな集中式の貯蔵所を選定することを要求、できなければ毎年3000万元(約1億1200万円)の罰金を科すとしている。
蘭嶼には現在200リットル入りドラム缶10万個が貯蔵されており、住民からは移転要求の運動が続いている。新たな貯蔵所は3年以内に選定し、5年で完成、4年かけて移転させる計画。貯蔵所設置場は、無人島は不可としている。
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