2017年8月1日

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米国商務省がベトナムからの輸入ポリエステル繊維へのアンチ・ダンピング調査を中止

米国商務省がベトナムからの輸入ポリエステル繊維へのアンチ・ダンピング調査を中止

米国商務省(DOC)はベトナムからの輸入ポリエステル繊維に対するアンチ・ダンピング調査の停止を発表した。

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商務省は6月20日にベトナム、中国、インド、韓国、台湾からの輸入ポリエステル繊維に対し、DAK Americas LLC、Nan Ya Plastics Corporation、Augira Polymersからの訴えに基づき調査を開始していた。
 
訴え出た企業らは、ポリエステル短繊維が通常価格を下回る価格で米国に輸出されており、さらに、ダンピングによる価格の下落で国内産業に大きな影響が出ていると主張していた。
 
この調査は、カードもコームもされていない細デニールポリエステル短繊維、直径3.3デシテックス以下、HSコード5503.20.0025を対象としたもの。
 
この訴えの取り下げはベトナムのみを対象としており、中国、インド、韓国、台湾への調査は継続する。
 
ベトナム商工省によると、ベトナムは細デニールポリエステル短繊維を1万3000トン輸出している。米国への2016年の輸出額は1240万米ドルで、中国(7940万米ドル)、インド(1470万米ドル)に次いで第3位となっている。
 
 ソース:http://apparelresource.asia/news/item_2959.html

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