2018年1月30日

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • copy

2017年のチャンギ空港(シンガポール)の利用者増加 中国・インド市場が牽引

2017年のチャンギ空港(シンガポール)の利用者増加   中国・インド市場が牽引

シンガポールのチャンギエアグループ(CAG)が23日に発表した統計によると、2017年通年のチャンギ空港利用者数は前年比6%増の6,220万人だった。昨年は12月18日時点で6,000万人を突破していた。

この記事の続きを読む

  
利用者数増加を牽引したのは、中国市場とインド市場で、利用者数は前年比でそれぞれ12%、16%伸びた。両市場では新たにチャンギ空港を結ぶ直行便就航都市が増えたほか、既存ルートの便数が増えた。
  
中国では河北航空がハルピン、石家荘市、煙台とチャンギ空港を結ぶ直行便を就航したほか、インドではJetAirwaysやIndiGoがバンガロール、チェンナイ、デリーとの直行便を増便した。
  
国際空港利用者数でチャンギ空港は世界で6番目に多い空港であるが、CAGのリム・チンキャット市場開発部長は、チャンギ空港の利用者数増加は域内の空港からの利用者も増えていることを意味しており、域内主要都市の国際空港の発展にもつながっていると述べた。
  
空港貨物の取扱量は前年比7.9%増の213万トンとなり初めて200万トンを超えた。
  
国際民間航空輸送協会は、アジア太平洋地域における国際線利用者数は現在の25億人から10年の間に85億人に増加し、2036年までには、国際線利用者数で中国、インド、インドネシアが世界でトップ5に入ると予想している。CAGではすでに年間旅客処理能力が5,000万人のターミナル5が建設中で2020年の開業を目指している。
 
ソース:https://goo.gl/ECrisU

この記事の提供会社

logo

KAMO CONSULTANCY

http://www.kamobs.com/

メルマガ会員  
 

出島